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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】日馬富士暴行・引退騒動、責任を取るなら辞めずに大恥かけ 辞めれば済まされるという悪しき例 (1/2ページ)

 今回、相撲界を揺るがしている日馬富士の暴行事件。大騒ぎになっているが、実際は複雑なことはなく、普通にサラリーマン同士なら、傷害の刑事事件として片方が逮捕されるか、金銭的な示談で終わる場合が多いところだろう。

 暴力の原因が理不尽かそうでないかは、この際関係ない。どれだけ一方が言葉で悪態をついたとしても、暴力を振るってしまったほうが悪くなる。相手に対して「バカ野郎」と1万回言ったとしても無罪放免で、最終的に暴力を振るったほうが軽いビンタでも全面敗訴なのだ。

 相撲界の権力闘争がかかわっているとも騒ぎになっているが、そんな権力闘争は昔から繰り返されているので、勝手にやらせておけばいいだけで、この傷害事件に対する司直の判断には全く影響を与えない。

 司直レベルでいずれハッキリとするので、それを待てば良いと思っていたら、偉い先輩のほうが「引責退社」するという幕引きになってしまった。責任を取るのも辞めるのも自由なのだが、何となく気持ちの悪い終わり方だと思った人も多いはずだ。

 このパターンを聞いて、昨今、何人かの優秀な俳優が、スキャンダルを起こしたまま逃げるように引退したニュースを思い出した。その中には共演したことのある方もいた。

 石にしがみついてでも、芝居にかかわりたいと思っている私からすると、その俳優たちの辞め方はどうにも信じられない思いがあった。大恥をかくつらさよりも、芝居にかかわっている幸せのほうが大きいはずだからだ。

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