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【ぴいぷる】堺雅人「素の自分は黄泉の国にいるみたいなもの」 前世から現世へ、精魂込め転生 (1/3ページ)

 精魂込めた演技で、数多くの映画、ドラマに主演する日本を代表する俳優だ。昨年はNHK大河ドラマ「真田丸」に主演し、1年間、真田信繁(幸村)を演じ続けた。

 「『真田丸』というのはお城の名前ですが、よく船の名前も『○○丸』というように、タイトルは戦国の荒波を生き延びた家族が乗った一艘の船にも例えているようで、この撮影も、長い世界一周の旅をさせていただいたような感じでした。それぞれの寄港地に思い入れもありますし、いい旅でしたね」

 次の“旅”も面白そうだ。9日から公開される主演映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」。魔物や幽霊、妖怪や死神が現れる鎌倉に暮らす作家、一色正和(堺)のもとに若い妻、亜紀子(高畑充希)が嫁いでくる。ある日、亜紀子の姿が消えていた。あの世に旅立っていたのだった。一色夫婦の命をかけた運命が、今動き出す。

 「初めて台本を読んだとき、幼いときに図書室でいい絵本を読んだときのような気分がしたんです。妻を連れ戻しに黄泉(よみ)の国に行くという話は、神話でもあるので、懐かしい感じもしました」

 メガホンを撮ったのは、ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズの山崎貴氏で、脚本、VFX(視覚効果)も手掛けている。

 「山崎組は、監督の穏やかな人となりもあって優しい現場でした。目の前にいる妻との関係だけを見て演じたので、グリーンバックの前での撮影でも苦はなかったです」

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