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【シネマパラダイス】松岡茉優演じるヨシカの妄想や暴言に驚きと笑い 綿矢りさ原作のラブ・コメディ「勝手にふるえてろ」

 芥川賞作家、綿矢りさの同名原作を映画化した、ブラックな味わいのラブ・コメディー。監督は「でーれーガールズ」の大九明子。本年度の東京国際映画祭で観客賞、及び主演の松岡茉優がジェムストーン(宝石の原石)賞を受賞。23日公開。1時間57分。

 中学時代の初恋相手、イチ(北村匠海)を忘れられない24歳のOLヨシカ(松岡)は、職場の同期、ニ(渡辺大知)に告白される。人生初告白と舞い上がるも、頭の中はイチのことばかり。イチとニの間で揺れ動くヨシカは、ある計画を思いつき、暴走していく。

 【ホンネ】一見、大人しそうなヨシカの妄想や暴言に、何度も驚き噴き出し必至。松岡が醸す憎らしさとかわいさのバランスが絶妙で最高! 原作から大胆なアレンジを加えた脚本・演出も、見事に功を奏している。(映画評論家・折田千鶴子)★★★★

 ★5つで満点

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