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【ぴいぷる】森田正光氏、粋でユニークな風流予報は雲上人の教え 「忠実にパクりまくった」 (3/3ページ)

 「伊勢湾の轍を踏まないため、情報を得て避難した人が多かったのです」

 気象災害を避ける方法は正しい情報=異常のキャッチと避難に尽きる。情報を知るのは、異常現象に今まさに遭遇している「あなただ」と説く。危機回避の行動は「逃げるかその場にとどまるか」の選択だ。その見極めは普段からのシミュレーションで訓練できる。

 「僕は散歩が好きです。歩きながら、もしここで急な浸水が起きたらとか土砂災害にあったらなどと考える。どのルートをたどって逃げれば安全か、他人にどう非常時を知らせ、どこまで手助けするかとあれこれね。気象だけでなく火事、山での遭難など災害は多いですが、その種類と危機回避行動を想定しておくのです」

 ところでユニークな“気象用語”は災害への関心を高めてくれる。

 「僕も作りましたよ。木綿の長袖シャツの乾き具合を湿度や風速、日射量などから求めた洗濯指数。これはそこそこ知られるようになったかな。では“ハンマー投げ豪雨”は? 台風に回り込む雲の群れ部分で起きる豪雨で甚大な災害につながります。爆弾低気圧やゲリラ豪雨みたいにぜひ市民権を得て危機回避に役立ってほしいですけどね」(ペン・冨安京子 カメラ・寺河内美奈)

 ■森田正光(もりた・まさみつ) 1950年4月3日、名古屋市生まれ。67歳。92年、気象予報会社「ウエザーマップ」、2002年、気象予報士受験スクール「クリア」設立。日本生態系協会理事、環境省「地球いきもの応援団」メンバー。『竜巻のふしぎ-地上最強の気象現象を探る』(共著)など著書多数。近著にウェブ動画付き『天気のしくみ』(同)。11月4日に東京・新宿で行われた「倉嶋厚さんを偲ぶ会(第1回熱帯夜忌)」の呼びかけ人として奮闘した。

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