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【みうらじゅん いやら収集】ナイスバディなのにどこか変 チープでグッとくる「ヌード絵」 (1/2ページ)

 いわゆる“名画”と呼ばれているものに余り興味がない。

 たまに展覧会へ足を伸ばすことがあるが、長時間並んでまで見たいと思わない。それより展覧会の目的は土産物。どんなアイデア商品が並んでいるかチェックは怠らない。やはり見たものは買えなきゃ燃えないってこと。

 そりゃ名画のオークションってやつもあるが関係ないでしょ。名画がどれだけチープなグッズとして売られてるのか見たいわけ。

 トートバッグ、バンダナ、冷マ(冷蔵庫にくっ付けるマグネット)、Tシャツ、コップ、3D、ノートなど、名画の入ったグッズがズラリ展覧会場の売店に並んでる。ま、これらも心底欲しいか?って問われれば困るんだけど一応、見に行った記念ってことでレジに運ぶ。数日間は仕事場の床に放置してあるが、それが終わるとどこか押し入れに入ってしまうのが運命(さだめ)。要するに“いやげ物”(もらってもイマイチうれしくない土産物品)。

 海外に行った時は街の骨董通りなどを捜し物色する。結局、本来の骨董は買う気はなくて、たぶん観光客相手(スケベネ、アナタ的な)ヌード絵ばかりを見つけては店の人に「ディスカウント・プリーズ!」を連発する。

 東南アジアの場合「ソレハ ムリネ!!」とカタコトの日本語で断られ一応、しょげてみせるが“こんなヘタな絵、誰が買ってくれるんだ!”と強気になって、また交渉。粘り勝ちで当初一枚、一万円近くしたヌード絵、何と二枚で三千円までダンピングした。

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