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【産経プラスコラム】AKBの届けたいコトバ 高倉萌香(NGT48)

★自分自身の戦い

 自分ってなんでこんなにだめなんだろう? 自分って一体なんなんだろう?

 NGT48が結成されて今年の夏に2年目を迎えようとしています。悲しい時も辛い時もうれしい時も、メンバーみんなで分かち合い、切磋琢磨し合いながら活動してきました。個性を持ったメンバーが自分の目標に向かって走る姿を見て、私も頑張ろうと励みになっています。そして、みんな初対面だったのに、こんなに仲良くなれてグループの絆ってすごいなと改めて感じている毎日です。

 そんな中、いつも思うことがあります。それは、自分って一体なんなんだろう?と言うことです。

 私はNGT48のために何ができているのだろう? NGT48のオリジナル曲のセンターをやらせてもらったり、AKB48シングルの選抜に選んでいただいたり、ドラマをやらせてもらったり。選んでいただくたびになんで私なんだろう、と申し訳ない気持ちばかりでした。

 顔がかわいいわけでもなく、歌やダンスも得意でもなく、これといった特技もありません。ファンの皆様の評価や、メンバーがどう思っているのかということばかり考えてしまい、活動を楽しめていなかったと思います。

 いろんな経験をさせてもらってるのにも関わらず、実力もつけられないまま月日だけがたってしまったような気もします。そんな毎日が嫌で嫌で仕方なくて、どうしたらいいのかわからなくて。どう頑張ったらいいのかわからなくて、自分を見失ってしまったこともあります。アイドルなんて向いてないなって思ったこともあります。すごく苦しくて悔しくて、悲しくて。支えてくださる皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 でも思ったんです。ここで負けたらだめなんだと。この世界は強い気持ちがないとやっていけないなって。自分自身の戦いだと思います。自分が負けて腐ってしまったらそこで終わり。先なんて見えないと思います。自分自身には勝ち負けなんてないと思うけど、諦めないで頑張ることが大切だと思うんです。

 ちっちゃなことでクヨクヨしてても何も変わらないし、後ろを振り返って悔やんだところで悲しくなるだけだと思います。悔やんだ過去は戻ってこないんです。

 だから私はNGT48の活動をさせてもらっている以上、自分自身の戦いに耐えなければいけないなと思っています。悔しいこと悲しいこと、いろんなことがある中、それを貫いて精神的にも強くなっていくんじゃないかなって。

 長い人生、自分自身の戦いは付き物だと思うので、今しかできない自分自身の戦いを全力で楽しんで、次につなげられるように頑張りたいと思います。

         ◇

 このコラムは2017年5月18日にニュースアプリ「産経プラス」に掲載したものです。産経プラスで好評連載中の【AKBの届けたいコトバ】は毎週木曜日更新。1月はSTU48のメンバーが担当しています。産経プラスのダウンロードはこちらから↓。

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