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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】1年の長丁場も安心できる「西郷どん」の安定感 初回視聴率15%台には…試される大河の真価 (1/2ページ)

 昨年やや不発だったNHKの大河ドラマですが、今年はどうか? タイトルの「西郷(せご)どん」からは、骨太で重厚な印象を受けます。拝見するや、初回から期待を裏切らない演出に、納得しました。NHKゼネラル・エグゼティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクター三津谷寛治(※)に代わり、厚く御礼を申しあげますって、誰やねん。

 別に感動はないです。1年の長丁場を安心して見られる、安定感を褒めているのです。

 日本人って、先が見える話が好きですよね。落語も結末が分かってて聞くし、水戸黄門も、オチが分かっているからこそ、安心して見られたのです。

 その点「西郷どん」は、西郷隆盛がベースですから、話が分かりやすい。下級武士の家庭から役人になるも2度の島流しをされ、後に薩摩藩で重用される。官軍の最高司令官に上りつめ、江戸城無血開城を決定。最後は下野して、西南の役で果てる。あら筋を読むだけでも、泣けてきます。

 2018年は安倍政権も安泰、株価も上昇、北朝鮮問題も、オリンピック開催で小休止と、非常に明るい年明けでした。

 今年を過ごすためのペースメーカーが大河ドラマです。日夜オフィスで戦っているお父さんは、日曜の夜に満足し、英気を養うのです。まあ、昨年の後半は「陸王」に助けられましたがね。

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