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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】『西郷どん』は歴代大河のオマージュてんこ盛り! ナレーションの西田敏行がきめた「今宵は~」

 にぎやかにNHK大河ドラマ『西郷どん』がスタートした。主演は鈴木亮平。冒頭は、西郷さんの銅像が立つ現在の上野の実景。1965年の『太閤記』では開業したばかりの東海道新幹線がいきなり走り抜けた。その記憶と重なった。

 続いて風間杜夫、平田満、松坂慶子のそろい踏み。隆盛(小吉)の父、大久保利通(正助)の父、小吉の母役。言わずと知れた映画『蒲田行進曲』トリオだ。(風間と平田が2014年のTBS『ごめんね青春』に共演した際、松坂慶子も出たらよかったのにと書いたが、ついに実現!)

 次いで島津斉彬役で渡辺謙が登場した。大河史上最高の視聴率を記録した『独眼竜政宗』、さらに米映画『ラストサムライ』に西郷隆盛を模した役で主演のカリスマだ。

 ナレーションは大河『翔ぶが如く』で西郷隆盛にふんした西田敏行(大久保利通役だった鹿賀丈史は今回、斉彬の父、島津斉興)。さすがは西田、末尾に決めてくれた。「今宵はここらでよかろうかい、西郷どん、チェストー、気張れ!」。そう、1988年の『武田信玄』(歴代大河2位)では若尾文子が毎回、「今宵はここまでに致しとうござりまする」と。

 とまあ、くすぐり、オマージュがてんこ盛り。桜島を映し込んだ現地ロケにもワクワク。

 なのに初回視聴率は大河歴代ワースト2位。意外だが、ではワースト1位はというと『春日局』だ。大河『おんな太閤記』や朝ドラ史上最高視聴率『おしん』などを手がけた橋田壽賀子の脚本だが、89年元日の放送で、その6日後に昭和天皇が崩御。大河どころではなかった。

 今回の初回は正月明け後の3連休ど真ん中の放送。脚本は朝ドラ『花子とアン』、テレ朝『ドクターX~外科医・大門未知子~』シリーズを手がけ、数字の取り方を知り尽くす中園ミホだが…。『春日局』は最終的に期間平均30%超を取っている。だから今回も?(新橋のネクタイ巻き)

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