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【大人のエンタメ】妖しい匂いプンプン、谷崎潤一郎“狂気の世界”3作が初映画化 「神と人との間」から連続公開 (1/2ページ)

★大人のエンタメ

 作家、谷崎潤一郎といえば「春琴抄」や「細雪」で知られる一方、甘美な毒を含んだフェティシズム、マゾヒズムを体現した小説でも知られる。これまで映画化されていなかった「狂気の純愛」を描く谷崎ワールドを、3人の監督が映画化。27日から「TANIZAKI TRIBUTE」として連続公開されることになった。

 まずは27日公開の『神と人との間』(内田英治監督)。

 町医者の穂積(渋川清彦)と親友の添田(戸次重幸)は朝子(内田慈)にほれている。穂積は友情を壊さないために朝子を添田に譲るが、添田には他に女がいて、乱れたセックスをしながらも「俺は朝子を愛しているのさ」とうそぶく。

 そんな穂積は添田に裏切られながらも、朝子が帰ってくる日を待ちわびるのだった。

 実際に谷崎は、親友の作家、佐藤春夫に妻を譲るというスキャンダラスな事件を起こし、文壇を騒がせたことはつとに有名だが、まるでそれをヒントにしたようだ。

 2月10日公開の『富美子の足』(ウエダアツシ監督)は、足フェチの極み。金持ちの老人(でんでん)は美脚のデリヘル嬢、富美子(片山萌美)にほれて遺産をエサに愛人にする。おいの野田に足のフィギュアを作らせるが満足しない。ついには「富美子の足を理解するためになめろ」と命令するが…。

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