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世間の常識の二歩先を行く「小泉今日子」という生き方 (1/4ページ)

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、小泉今日子という存在について改めて考察する。

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 「小泉今日子 不倫公表!!」

 「豊原功補と『恋愛関係』」

 「すべてをこの身で受け止める」

 「豊原家族に謝罪」

 「新たなスタート」

 小泉今日子が1日、個人会社『明後日』(あさって)のHPでデビュー以来所属していた事務所からの独立と、かねてからウワサがあった豊原との交際も明らかにした。

 それを受けて、一面で報じた日刊スポーツの見出しや小見出しが前述の5本。担当デスクによる「不倫バッシングの中、“キョン2”流正義感」なるコラムも付いていた。

 ワイドショーは、朝帯や午前中の番組は取り上げていた。が、それらは、MCやコメンテーターがそれぞれの見解を延々と述べてきた過去の不倫騒動とは大きく異なり、サラリとしたものだった。

 代表的意見は「小泉さんも豊原さんも大人。大人の二人が決めたことなのだから、他人が何か言うことではない」で、小泉今日子の潔さや正直さが評価される内容だった。

 私がチェックした限り、昼帯や午後帯のワイドショーでこの件を取り上げた番組はなかったのではないか。2日は、数日前からトップで票読みをしてきた相撲協会の理事選当日であり、特に午後帯の番組はオンエア中に投票結果がわかるということで“理事選シフト”で動いていたからだ。

 だが、いろいろ聞いてみると、取り上げなかった昼帯や午後帯のワイドショーの中には、「円満退社」とは言われながらも、小泉の前所属事務所に忖度した番組もあったようだ。

 円満退社は事実であり、同社のトップアーティストとして長年活躍し、近年も『あまちゃん』(NHK)や『続・最後から2番目の恋』(フジテレビ系)での演技がドラマ関連の賞で評価されたり、主演舞台『草枕』は紀伊国屋演劇賞や読売演劇大賞に輝いたりしている。そして『黄色いマンション 黒い猫』での講談社エッセイ賞獲得は昨年のことである。

NEWSポストセブン
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