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ネットで高評価! 面白すぎる月9『海月姫』の秘密 オタク女子の熱演「電車男」に通じるものが (2/2ページ)

 変人大集合のわちゃわちゃ感とファンタジー感は、『のだめカンタービレ』にも似た雰囲気があり、ハイクオリティーの映像美とエンタメ性が、ギュッと詰まっている。

 イラストレーターを目指して上京した海月オタクのヒロイン、月海を演じる芳根京子(20)。最初はデフォルメされたオタク女子たちの中で、「冴えない女子」設定の芳根は、透明感があってかわいすぎるのではないかと思った。

 だが、ストーリーが進むにつれ、自信のなさの原因や、幼少時に母を病気で亡くした心の傷などが描かれると、定評のある演技力を存分に発揮。胸を締め付けるような切なさを繊細に表現する。

 加えて、悪の華を放つのは、ライバル役で再開発のデベロッパー、翔子を演じる泉里香(29)だろう。美しさと華やかさを持ちつつ、「女が嫌う女」像をいやらしく、ときに滑稽に演じる悪役ぶりは見事で、ディズニー映画の魔女のようなワクワク感がある。

 「映画の二番煎じ」と批判している人や「月9」枠を避けている人は実は作品を1秒も見ていないのでは。見逃してしまうには、もったいない作品だ。

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