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【篠木雅博 歌い継ぐ昭和 流行り歌 万華鏡】残した恋人を切なく思う男心は遠距離恋愛そのもの、鶴岡雅義と東京ロマンチカ「小樽のひとよ」 (2/2ページ)

 作詞の池田充男は札幌の人。この歌は池田の実話らしい。ヒット曲は実話だったということが多い。作曲は鶴岡。彼はギターの山本丈晴、アントニオ古賀らと同じ古賀政男の門下生だ。

 69年、「君は心の妻だから」がヒット。同年には浜名ヒロシがサイドボーカルで加入、第2回有線大賞でスター賞に輝いた。NHK紅白歌合戦には68年から6年連続出場を果たす。

 また「夜のヒットスタジオ」では歌謡ドラマのレギュラーになり、鶴岡をはじめとするメンバーらがコント演技も披露した。2009年に浜名が死去し、17年には三條が旅立った。

 昭和のムード歌謡の功績がたたえられ、14年には鶴岡雅義が第56回日本レコード大賞で功労賞を受賞している。

 ■篠木雅博(しのき・まさひろ) 株式会社「パイプライン」顧問。1950年生まれ。渡辺プロダクションを経て、東芝EMI(現ユニバーサル)で制作ディレクターとして布施明、アン・ルイス、五木ひろしらを手がけた。徳間ではリュ・シウォン、Perfumeらを担当した。17年5月、徳間ジャパンコミュニケーションズ顧問を退任し、現職。

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