記事詳細

【ぴいぷる】三遊亭楽春 笑いはこころの万能薬、五代目円楽師からもらった「一笑一若」の教え (1/3ページ)

 企業や医療、介護関係などから「笑いとメンタルヘルス」「笑いで健康向上」をテーマにした講演の依頼も多く、全国を飛び回っている。

 「落語会を終えたとき、お客さんの表情が始める前より柔和で明るくなっていると感じていました。落語を初めて聴いた方も笑顔なんです。あるとき、今度は楽屋に引っ込んだ僕も気分がいいということに気がつきました。つまり、相手を気分よくさせると、こっちも気持ちよくなるということ。こういったキャッチボールが、健康にいいんじゃないかと思いました。これが笑いと健康をテーマにしたきっかけです」

 話に説得力を持たせるため、メンタル心理カウンセラー、メンタルヘルス・マネジメント検定、生活習慣病予防アドバイザー、救急法救急員、認知症介助士など16の資格を取得した。

 「『笑えばいいことがある』と言う人は多いですが、なぜいいのかと掘り下げる人は少ないですよね。何か説明書みたいなものがあれば、より納得して聴いてくださると思ったわけです」

 落語を聴くときには想像力が刺激され、これが脳の活性化につながる。また、笑うことで免疫力が高まり、ストレスも発散できる。

 「落語家の噺(はなし)にお客さんはアハハと笑いますけど、メモを取る人って、いないじゃないですか。でも、講演では真剣にメモを取るわけですよ。それがすごく新鮮でした。こういうテーマが求められていたんですね」

 講演には、師匠である先代の五代目三遊亭円楽師の教えも盛り込む。

zakzakの最新情報をSNSで受け取ろう