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【大人のTV】どこまでネタなのか本気なのか、斎藤工が着ぐるみでお笑いに挑戦 テレビ東京系「MASKMEN」 (1/2ページ)

★「ドラマ25 MASKMEN 第7話『決意』」(テレビ東京系、23日深夜1時02分)

 何とも不思議な番組なのだ。ハンサム俳優、斎藤工が覆面の着ぐるみ姿で、ピン芸人「人印(ピットイン)」としてお笑いに挑戦するドキュメンタリー番組。

 斎藤を陰で支えるブレーンが野性爆弾のくっきー。いまや白塗り顔マネや独特のイラストでアーティストとしても注目されている異才の芸人だ。

 くっきーがつくるネタを斎藤が演じるのだが、ここで気をつけなければならないのは、これがドラマではないということ。ドラマなら受ける受けないも台本上のことだが、ドキュメンタリーなのでスベリ方もリアル。

 さらに斎藤の入れ込み方が尋常じゃない。前週では、くっきーのつくるネタを受け入れられず、自身の笑いの師であるバイきんぐの小峠英二に相談するシーンがあった。そこで斎藤は「大爆笑がほしいんです」と熱く語っている。そこにセクシー俳優の面影はない。まさに駆け出しの芸人の表情にみえる。

 もうひとつ、面白いのがくっきーの存在。もともとバラエティー番組でも、どこまでネタなのか本気なのか、その境界線が見えにくい芸人だが、この番組でみせる表情も、どこまでが本気なのか、計りがたい。

 ただ、今でこそ奇跡的なブレークをしているくっきーだが、一時はその奇異な世界が受け入れられず、「笑いが分からない」と思い詰め、芸人をやめようとすら思ったほど。そんなくっきーが笑いについて語る言葉は真に迫っている。

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