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【板垣眞理子 LA発 芸能Watch】アカデミー賞で最多13部門ノミネート おかしくも悲しく感動的な「シェイプ・オブ・ウォーター」 (1/2ページ)

 特異な作風のゴシック(怪奇)ホラー、アクション、SFものなどでマニアックなファンの多いギレルモ・デル・トロ監督。「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン、「バードマン」「レヴェナント」のアレハンドロ・G・イニャリトゥと並ぶメキシコ出身の監督だ。

 そのデル・トロ脚本・監督・製作作品「シェイプ・オブ・ウォーター」(日本公開3月1日)が来月のアカデミー賞で、今年最多の13部門にノミネート。上記2人の盟友に続いてラテン系としては4度目、3人目の監督賞となるかに注目が集まっている。

 セックス、暴力、スリラー、ミュージカル、コメディーの要素をそろえた個性的なこのダーク・ファンタジーは、好きか嫌いか評価は分かれるところだろう。

 舞台は、米ソ冷戦最中の1962年の米ボルティモア。主人公のイライザは、子供の頃に声帯を切られ、話すことができない。米政府の極秘研究機関の清掃員として働く彼女は、不幸にもめげず明るく生きている。自宅の浴槽でパチャパチャと音を立てる生身の女の自慰シーンのコミカルな味付けもいい。

 イライザを演じるサリー・ホーキンスは「ブルージャスミン」でオスカー助演女優賞にノミネート経験のある、地味だが実力派女優。

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