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【シネマパラダイス】幸せな家庭が少年によって崩壊していく「聖なる鹿殺し」

 幸せな家庭が1人の少年の手で崩壊していくサスペンススリラー。

 心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は、美しい妻(ニコール・キッドマン)と2人の子供とともに郊外の豪邸で暮らしていた。

 ある日、彼が謎の少年マーティン(バリー・コーガン)を自宅に招き入れたことをきっかけに、子供たちが突然歩けなくなるなど奇妙な出来事が続発する。やがてスティーブンは容赦ない究極の選択を迫られる…。監督はギリシャの巨匠ヨルゴス・ランティモス。3日公開、上映時間2時間1分。

 【ホンネ】最初、礼儀正しい好少年が、徐々に不気味な雰囲気を醸し出し、大人を追い詰めていく。真綿で首を絞められていくような恐怖感で身震い。シューベルトやバッハのクラシック曲が不穏な空気を盛り上げていく効果を最大限に発揮。(映画評論家・やまがたじゅん)★★★☆

 ★5つで満点 ☆は半分

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