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【激震 芸能界契約異聞】能年玲奈、本名使えず“のん”に改名 「あまちゃん」撮影中でも給料は5万円 (2/2ページ)

 芸能事務所は絶対的立場でタレントを支配する。だがタレントには抵抗の術(すべ)がない。

 近年では16年末に解散したSMAPは典型的な例だろうか。所属事務所では、メリー喜多川副社長と担当マネジャーの確執が報じられ、独立騒動が勃発。メンバーがテレビで騒動をわびる一幕も。もし独立を認めていたらSMAPは解散しなかったのか。

 SMAPは1988年に6人が選抜され、結成。91年9月にレコードデビューしている。つまりグループ活動は騒動の時点で25年以上たっていた。芸能界では10年以上ひとつの事務所に所属すれば、独立は仕方がないという意見が大勢を占めている。「ホント、彼らは事務所のためによく働いた」という感じだ。

 この騒動での大手事務所幹部の大勢の意見は、SMAPを独立させ、事務所はコンサート活動などの営業の権利を押さえるほうが賢明という見方だった。

 見方を変えれば、SMAPの解散で一番損をしたのは、稼ぎ頭を失った事務所だったということになる。

 契約があるからと、タレントの独立や活動を制限することは、むしろ事務所のためにならない。影響力を及ぼしながら、協力態勢を作り、お互いが発展することが、今後の事務所とタレントとのあり方の基本になるかもしれない。(芸能評論家・肥留間正明)=つづく

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