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【テリー伊藤 狸の皮算用】プレミアムフライデー定着せず E電と同じ道をたどりそだねー (1/2ページ)

 平昌冬季五輪で銅メダルに輝いたカーリング娘たちの「そだねー」は、早くも今年の流行語大賞にノミネートされている。その一方で、「プレミアムフライデー」という言葉は全然定着しないね。言葉だけでなく、イベント自体もまったく盛り上がらない。

 これ、月末の金曜日は退社時間を早めて、消費を喚起するというものなんだけど、スタートして1年が経過しても、通常より早く帰宅できた人は平均で約11%程度にとどまっているという。

 お役所が音頭を取って、民間にやらせようとしたって、ピントがズレていては、ソッポを向かれるだけ。だれもやらない。

 大雪の日や大型台風が上陸した日、爆弾低気圧が直撃した日に、役人が「きょうは早く帰宅してほしい」と民間会社に促しても、仕事がある人は耳を傾けない。プレミアムフライデーだって、「この日は役所も学校も会社も半ドンにします」と定めない限り、根を下ろすことはないよね。

 だいたい、積極的に旗振りを務めなければならない立場の麻生太郎財務相からして、「プレミアムフライデーどう思いますか?」と問われて、「関心ありません。金曜日ったって、ほとんど生活は変わらんですな」と言い出す始末。大臣がどーでもいいと思っていることを、国民に押しつけようったって、そんなことに従う必要もない。

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