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【篠木雅博 歌い継ぐ昭和 流行り歌 万華鏡】女詞を力強く歌った前川清 内山田洋とクールファイブ「長崎は今日も雨だった」(1969年) (2/2ページ)

 ヒット作が出ると、しばらくは同じ作家が担当するものだが、作詞が全作違うのは珍しい。歌詞は女詞が多い。

 〈よして、よしてよ〉と女が嘆願する歌詞を前を見据えて力強く歌う。女詞を歌うのに、女っぽく表現することはまるでなかった。男は勢いにのまれるだけだった。

 75年には「欽ちゃんのドンとやってみよう」にメンバー全員がレギュラーで出演。前川のボケキャラが大いに受けた。

 前川は87年にソロ活動に入る。もともとジャズに憧れていたことからすれば自然の流れか。CMソングなどはその片鱗を感じさせるものがある。

 2006年に内山田が死去。前川はクールファイブを再結成し、ソロ活動と並行しながら活動している。 

 ■篠木雅博(しのき・まさひろ) 株式会社「パイプライン」顧問。1950年生まれ。渡辺プロダクションを経て、東芝EMI(現ユニバーサル)で制作ディレクターとして布施明、アン・ルイス、五木ひろしらを手がけた。徳間ではリュ・シウォン、Perfumeらを担当した。17年5月、徳間ジャパンコミュニケーションズ顧問を退任し、現職。

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