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【大人のエンタメ】57年ぶりに再放送、本格派西部劇ドラマ「ブロンコ」 あの名悪役も登場

★大人のエンタメ

 1960年代初め、日本で人気テレビ番組となった西部劇シリーズが『ブロンコ』。17日から衛星劇場で57年ぶりに再放送される。懐かしさいっぱいのオレンジ世代も少なくないだろう。この機会を逃す手はない。

 第1回の冒頭でクリント・ウォーカー主演の西部劇シリーズ『シャイアン』の画面が一瞬映し出されるのは、この作品が当初、シャイアンの一時的代用として制作されたため。シャイアンのテーマ曲の後、すぐ『ブロンコ』のテーマソングが流れるのでご安心を。

 そんな背景もあって、日本では62年3月から、『ブロンコ・シャイアン』として両シリーズが交代で放映され人気を博した。今回の第1話は、代用番組時代の作品で、61年にスタートした単独版『ブロンコ』だ。

 シリーズが生まれた経過や制作年代のためか、1時間番組とはいえ、アダルト・ウエスタンと呼ばれた『ローハイド』と違い、30分枠でつくられていた西部劇(『ローン・レンジャー』や『アニーよ銃を取れ』など)の長尺版といった雰囲気がある。

 だが、第1話のゲストには、西部劇ファンなら知らぬ者はいない悪役、クロード・エイキンズとジャック・イーラムが出演していることに注目してほしい。

 クロード・エイキンズは、ジョン・ウェイン主演の傑作西部劇『リオ・ブラボー』(59年)でメーンキャストとなった頃だから、この作品の本格派西部劇への志向も確実に感じる。

 ブロンコ役のタイ・ハーディンは、昨年の8月に他界したが、その死を報じたマスコミはほとんどない。当時は同じテレビ出身のスティーヴ・マックイーンやチャールズ・ブロンソンといった個性派に人気が集まり、二枚目タイプのタイ・ハーディンには不利な時代。映画俳優としては伸び悩んだ。死亡記事の扱いはそんなことも影響しているのだろう。(瀬戸川宗太)

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