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【泉谷しげるの毒舌コラム オレに言わせろ!】超満員の武道館で成功した夢のようなコラボに金メダル (1/2ページ)

 あまり気乗りしてなかったコンサートが思いのほか成功し、記憶に残るってこともあるンだな。

 ニッポン放送が企画し、東京・日本武道館で開催した『あの素晴らしい歌をもう一度コンサート』は、より素晴らしくするため、みんなでアイデアを出しあい、手間ヒマかけたと思うのさ。

 しかし開催の数カ月前のことだが、プログラム内容に対して、出場アーティスト数人から不満の声が上がったのである。

 こういった何人ものアーティストが一堂に会するステージってそれぞれの精神的なことも含めて意外と難しい。なぜなら各アーティスト同士は仲良くみえるが、仲の悪い時期にある者もいて「あいつの歌は歌いたくない」となったりする。

 それらを一番口にするのはもちろんオイラ。その歌はオイラに合わなすぎ! とイチャモンを付け、その「歌」のときは、共演をやめてしまうンだから大人げないったらありゃしない。

 その不満は、アーティスト同士の共演を、局がセオリーどおりに組み合わせてしまったことにある。

 女性歌手のひとりは「ステージに立つのはあなたたちではなく、私たち」と言い放ち、かくしてスタッフがつくった机上のプログラムを破って、アーティスト同士が自らプログラムをつくっていったのだ。

 結果、各パートが生き生きと輝き、夢のようなコラボが展開し、武道館に集まった超満員の観客たちも大いに盛り上がってくれたのである。

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