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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】妙に懐かしいのはなぜ? 「昭和あるある」のオンパレード、朝ドラ「半分、青い。」 (1/2ページ)

 春ドラマの話題、あまり聞きませんが、ひとつ、凄く盛り上がっているのを見つけました。それがNHK朝ドラの「半分、青い。」です。最後の「。」は何か?「モーニング娘。」か「君の名は。」(アニメの方)か? とりあえず「。」を入れておけ感が漂いますが、今風ということで、受け止めましょう。

 最初は期待せずに、惰性で見始めたけど、この昭和40~50年代世界観と、小気味のいいテンポにはまり、気になって仕方ありません。

 話は1971年生まれの「楡野鈴愛」(にれのすずめ)の成長物語で、成人後はバブル時代に突入します。こども時代は、父の影響で、やや古い漫画やアニメにどっぷり浸かっていました。「マグマ大使」を呼ぶ笛を吹き「あしたのジョー」の燃え尽きたラストシーンを、テスト用紙の裏に描くあたり、1960年代生まれ、バブル世代のオヤジの琴線に、訴えるものがありますね。

 簡単に言えば、「昭和あるある」的エピソードのオンパレードのドラマです。オヤジから見たら、自分の自伝を都合よく、デフォルメして見ている感覚かもしれません。ボクも原田知世みたいな、お母さんがいたらなと。気づくと、昭和の俳優ばっかしの世界に、小学生としてタイムスリップした感覚に陥ります。

 脚本の北川悦吏子は、61年の岐阜生まれ。そして難聴の経験あり。なあ~んだ、彼女の生い立ちが、モチーフになっている部分があるんだと、大いに納得するのでありました。

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