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【桂春蝶の蝶々発止。】「放送業界とセクハラ」の実態 ムチャクチャな理論や女性であることを武器にしてきた側面も (2/2ページ)

 実際、あるテレビ局で、先輩の女子アナが、後輩アナに対して、「オッサンに取材に行くときは、ヒップのラインがきっちり出るものを履いていきなさい。その方が取材に成功しやすいから!」と指導していたのを、私自身が見たことありますもん(苦笑)。

 でも、最近ようやく改善の兆しが見えてきました。放送局では、セクハラやパワハラに厳しいし、懲戒処分もビシビシ進められているようです。芸能界とマスコミ界は「悪しき習慣」から脱却しようと必死になっている。これはいいことですよね。

 ハリウッド女優が、セクハラに抗議した「#Me Too」運動も、本当に素晴らしい。日本はもっと、女性が働きやすい環境をつくっていかないとダメだと思います。

 そこで思うのですが、野党の方々が「#Me Too」と書かれたプラカードを持って抗議しているのには、とても違和感があるんです。セクハラ問題を政局やパフォーマンスに使うなよと。それ、国会審議を放棄して、やることですかね?

 そんなことをやるから、世の中がドン引きするのを、なぜ野党の方々は分からないのか? 空気が読めない人が、一番ハラスメントをしやすい。気をつけた方がいいと思いますよ(笑)。

 ■桂春蝶(かつら・しゅんちょう) 1975年、大阪府生まれ。父、二代目桂春蝶の死をきっかけに、落語家になることを決意。94年、三代目桂春団治に入門。2009年「三代目桂春蝶」襲名。明るく華のある芸風で人気。人情噺(ばなし)の古典から、新作までこなす。14年、大阪市の「咲くやこの花賞」受賞。

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