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【酒井政利 時代のサカイ目】『おっさんずラブ』に『孤独のグルメ』 ドラマの“おっさん”ブームと昭和歌謡の共通点は… (1/2ページ)

 打算のかけらもないピュアで切ないはずのラブストーリーなのに、なぜかおかしくなるのがドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)だ。

 女好きだがモテない田中圭が、家庭持ちだが乙女心を隠し持つおっさん上司の吉田鋼太郎と、ルームシェアをしているドSな後輩の林遣都から告白され、繰り広げられる日常が描かれている。

 吉田が田中にすがりついてとろけるような表情を見せたり、田中のために手作りした弁当が新婚妻が作る愛妻弁当のようだったりと、一途な恋心とおっさんのギャップに思わず笑ってしまう。

 2016年に単発ドラマで放送され、評判を呼び、今期の連ドラ化に。脚本の良さと俳優陣のうまさが際立ち、刑事ものや“ドクターXまがい”で辟易する医療ものばやりの昨今のドラマ界に、新風を吹き込んでいる。

 主題歌『Revival』はアラフォーの男性2人組、スキマスイッチ。楽曲は最新アルバム『新空間アルゴリズム』に収録されている。

 「実は結構クセのある楽曲も作っているので、こういう意欲的なドラマの主題歌に選んでいただき、うれしかったです」とメンバーの大橋卓弥。

 ドラマにはいくつか“仕掛け”もあり、インスタグラムでは公式裏アカウント“武蔵の部屋”も開設。フォロワーも27万人を超え、注目度大。副音声では田中と林が撮影の裏話やエピソードを語るなど、エンターテインメント性を高めている。

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