記事詳細

【大人のエンタメ】松岡茉優は涙「幸せ」 是枝監督「万引き家族」に共感 カンヌ国際映画祭リポート  

 南フランスで開催中の第71回カンヌ国際映画祭で、5回目のコンペ出品となる是枝裕和監督の「万引き家族」(6月8日公開)の評価が高まっている。海外の映画関係者も「感動作だ」と太鼓判。果たしてどうなる。

 「万引き家族」は、万引きで生計をたてる家族の絆を描く作品。14日(現地13日夜)の上映ではスタンディング・オベーションが約8分も続くなど反応も上々。レッド・カーペットに現れたリリー・フランキーや安藤サクラ、樹木希林や松岡茉優らにも惜しみない拍手が送られた。

 その後行われた記者会見では、是枝監督も「昨日はこれまでで一番温かいと感じる拍手が続いて、今まで映画をつくってきた20年間が報われた気持ちになった」と手応えを語った。松岡も「この映画でカンヌに来たことを幸せに思っている」と涙をみせた。

 海外の映画人にも評判はよく、ベルリン国際映画祭のプログラマーでもあるウーリッヒ・グレゴール氏は「とても傷つきやすい人たちを描いた感動作だ」。会見に参加した東欧の女性記者も「親の年金を子供たちがあてにするのは、日本だけのことではないのでよくわかる」と共感を示した。

 社会から切り裂かれていく家族の姿を描いた感動作、カンヌはどんな評価を下すのだろう。(カンヌ、小張アキコ)

zakzakの最新情報を受け取ろう

関連ニュース