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【ぴいぷる】“負けたらあかん精神”で世界を駆ける! パペット落語家・笑福亭笑子「メルボルンの笑いは大阪に似てる」 (2/3ページ)

 ■豪を拠点に

 「子供からお年寄りまで人種を超えて笑わせる」という芸に魅せられ、「どうしても弟子入りしたくなって」ヒースロー空港に先回りして待ち伏せ。その勢いに何度も断った鶴笑も折れ、そのまま4年間、ロンドンで修行し、世界最大級の演劇祭「エディンバラ・フリンジ・フェスティバル」に出演するまで成長。その後、大阪の天満天神繁昌亭などで芸を磨いた。

 で、現在の拠点はというと、南半球オーストラリアのメルボルン。一昨年2月、2万人が参加した人気オーディション番組「オーストラリアズ・ゴット・タレント」で準決勝まで勝ち進むと、仕事のオファーが次々と舞い込むようになり、同国で開催される世界3大コメディーフェスティバルにも呼ばれ…。

 「メルボルンの笑いは大阪によく似ている。自虐ネタが多いんです。自分を落として笑わせる。観客もコメディー好きの通な人が多いですね」

 家に帰れば、空間商業デザイナーのオーストラリア人の夫と、12歳の長男が待っている。海外出張中は、夫が息子の食事やお弁当を作る。

 「ちょっと前まで、『ママ、行かないで』って泣いていたのに、今は帰ると、『ママがいなかったら静かなのに』と息子に言われてます」

 先月上旬、一時帰国し、天満天神繁昌亭での記念興行「笑福亭松鶴生誕百年祭」に参加、会場を沸かせた。

 「帰国するたび、すごいスピリットを持った笑福亭の一員なんだと再確認します。特に今回は師匠の鶴笑が実行委員長で、『一門が全員集まるのは不可能』と言われていたのを実行してみせてくださった。『不可能なことは何もない』と師匠に言われて感動しました」

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