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【テリー伊藤 狸の皮算用】沢田研二ドタキャン騒動、その後編 「痩せてほしい」と思うのもジュリーに対する要望 (1/2ページ)

 意外に思われるかもしれないけど、私は沢田研二の大ファンで、新曲は必ず聴いているし、写真集や特集された雑誌もけっこう持っている。

 写真集で若いころの上半身裸の写真を見ると、あまり筋肉質ではない。私も同じような体形だったからわかるけど、こういうタイプは腹筋してもボディービルをやっても筋肉はつかない。放っておくと太ってしまう。私はジムで走ったり、腹七分の食事を続けて、やっと昔のジーンズを履けるようなスタイルになった。

 一方、私の勝手な分析だけど、太ると声もよく出るという面もある。沢田さんの新曲を聴くと、圧倒的にうまい。高音もよく出ている。私はオシャレのために頑張って痩せたけど、沢田さんは歌を選択したんじゃないか。これが「ロックシンガー・沢田研二」の矜持(きょうじ)。

 しかし、コンサートに集まる往年の女性ファンは、タイガース時代やソロになった直後の「アイドル・ジュリー」の姿を求めていると思う。

 今回、沢田さんがさいたまスーパーアリーナ公演を開演直前にドタキャンしたことについて、「プロなら観客が10人でもやるべきだ」「そもそも、大会場でコンサートするほどの動員力はないんじゃないか」という辛辣(しんらつ)な声がある。

 その一方、「いや、イベントの主催者が観客を集める努力を怠り、プロの仕事をしていない」「沢田研二がスカスカの会場で歌うことはない」と賛否両論が飛び交っている。

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