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【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】「バカ騒ぎ」の代償は… 冷静な気持ちを3割残して参加を (1/2ページ)

 ハロウィーンというのは、その起源はケルト民族の秋の収穫祭である。またその日は冬の始まりでもあり、死者の霊が訪ねてくるという「お盆」的な側面もある。だからホラー映画でもハロウィーンがよく使われるというわけなのである。

 だが日本では20年ほど前から、ハロウィーンを秋の商戦として利用し始め、揚げ句の果てには、若者たちに曲解され「路上仮装大会」と化してしまった。

 またそこに乗じて大暴れをすることで、鬱憤を晴らそうとするような輩も集まり、秋恒例の「バカ風物詩」となって久しい。

 今年などは無関係の軽トラックが、暴徒と化した若者に商店街でひっくり返されるなどの事件も起きたという。

 まさに無軌道な若さそのものであるが、そんな事件記事を苦々しい表情で見ている自分を振り返ると、やはり二十歳の夏に、似たような「バカ風物詩」に巻き込まれたことがある。

 私自身は無関係だったのだが、ある物を壊したグループに関係していたということで共犯扱いされ、かなりの金額を賠償することになった。

 無関係なので払わないと言い切ることもできたのだが、事件化されてしまうと大学を退学になる可能性もあった。

 無罪の身としては腹立たしい限りであったが、被害に遭った方からすると、私たちグループ全員を懲らしめてやりたいと思うのも致し方ないことであろう。

 結果、車を買うためにためていたお金をすべて失い、オトナとして責任を取らされるということの意味を、夏の終わりとともに身をもって理解した。今思うと、それが青春の終わりであったのかもしれない。

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