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【ぴいぷる】「豊かな国にいるのに心がすさんでいた…」“元祖・旅女”小林希 大事なものは旅が教えてくれた (3/3ページ)

 自ら「好奇心旺盛」と分析するポジティブな性格は仕事面でも現れる。3年前に島の魅力を発信する「島プロジェクト」を立ち上げたほか、今月26日には初のオンラインサロン(WEB上の会員制コミュニティー)「しま、ねこ、ときどき海外」をオープンさせる。産経iDのサービスの一環で「書く、撮る以外でも情報発信の場所を作って皆さんとコミュニケーションを図りたいなって。旅に皆で行くなど盛り上がれば」と意欲的だ。同日、東京・大手町の産経新聞東京本社で記念イベントも開催する。

 今後は旅関連のテレビやラジオも視野に「自己プロデュース力を高めたい。旅の本は年に2冊は出したい」と話す。旅先の猫を撮り続け「猫を飼うのが夢」とも。旅分野の大御所、藤原新也さんの『メメント・モリ』や沢木耕太郎さんの『深夜特急』には影響を受けたと言い、「印象に残る写真を撮りたいし小説や物語はいつか書きたい」。

 瞳の奥に情熱を秘め、“人生の旅”はより深みを増していく。(ペン・箱崎宏子 カメラ・鴨川一也)

 ■小林希(こばやし・のぞみ) 1982年10月7日生まれ、36歳。東京都出身。立教大卒。大学在学中から海外をバックパッカーとして旅する。2005年に大学卒業後、出版社に勤務。退社後の14年に『恋する旅女、世界をゆく』で旅作家デビュー。主な著書に『泣きたくなる旅の日は、世界が美しい』『美しい柄ネコ図鑑』など。昨年はBSフジ『小林希 世界の猫宿』が放送された。

 今月26日に産経新聞東京本社で開催するオンラインサロン・オープン記念イベントへの申し込みは、産経iD(産経新聞グループのサービスを便利に利用できるオンライン共通ID)のイベントページ(https://id.sankei.jp/e/359)まで。

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