記事詳細

【大鶴義丹 それってOUTだぜ!】職業に貴賎なし! 清掃業者に「下賎」な態度…その人間性は (1/2ページ)

 ある後輩俳優と酒を飲んだとき、彼が昼間の間だけサクッとできる新しいバイトを始めたという。仕事内容はハードだが、結構いい額の日当をもらえるので、最近は懐が温かいという。

 毎回毎回、私におごってもらってばかりで申し訳ないので、1軒目だけは、彼がお金を出すと言ってきかない。

 舞台の芝居をするということは、10日間の芝居公演に対して、稽古期間は1カ月も必要になる。もし舞台のギャラが20万円だとしても、一番時間が制約される1カ月間の稽古期間はノーギャラなのである。当然、生活は困窮する。

 彼が始めたバイトというのは、とある区の清掃回収のスタッフ助手であった。聞くと、日払い・交通費ありで、日給が1万円以上だという。

 朝から午後3時までの勤務時間も短いので、稽古とタイミングが合わせやすいとのことだ。またスタッフ専用の大浴場も無料で使えるという。

 しかし、私たちが毎朝お世話になっている、あの清掃回収の仕事。傍から見ているだけも、その激務は想像にやさしい。

 聞くと、先輩職員たちも優しい方が多く、人間関係も楽チン。その匂いやゴミの扱いにさえ慣れてしまえば、あとは体力勝負だけだとも。

 ただし、1つだけ、とても嫌なことがあるという。それはほとんどの住民の方が気軽に話しかけてくれたり、ご苦労さまとお礼を言ってくれるそうなのだが、たまに、あからさまに「下賎」な態度をしてくる方がいるという。まるで奴隷か何かに、ゴミを持っていけと命令せんばかりの態度をとる人間がいるのだ。

関連ニュース