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ビートたけしが指摘 芸能人に必要なのは「嫌われ者」の自覚 (1/2ページ)

 2018年はタレントの不祥事によるニュースが相次いだ1年となった。その一方で、著名人やタレントの私生活を週刊誌やワイドショーが報じることへの批判も増えてきた。この現状について、11月30日に著作『「さみしさ」の研究』(小学館新書)を上梓したビートたけし氏は、若手タレントが陥っている「勘違い」を指摘する。

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 元TOKIOの山口達也に限らず、「未成年との不祥事」に関しちゃ今や一発アウトって感じだな。オイラにゃ誰だかよくわからないけど、若手人気俳優の小出恵介ってのが17歳のオネエチャンと一緒に酒飲んで、そのうえヤッちゃって、活動休止になったっていう話もあった。

 まァ、時代が変わって、法律でそうなってる以上、芸能人は気をつけるしかないよ。オイラの若い頃と、まるで状況が違うもの。 こういうイケイケの若い俳優の話を聞いてると、「とにかくお人好しだな」って思うね。おそらく、「自分は有名人だから、世間はみんなオレのことを好きだろう、いや好きに違いない」くらいに思ってるのが透けて見える。

 それは大きな間違いでさ。芸能人なんて、世間に顔が知られてるだけで一般の人たちにとってみりゃ「心の底では腹立たしい存在」に決まってる。人気があって、女にモテて、それでカネまでもらいやがってってね。そんないけ好かないヤツが一度スキャンダルを起こせば、そりゃ叩くヤツは大勢いるよ。

 不倫やら、世間に特に迷惑もかけないことで芸能人が寄ってたかって叩かれるのはどうかと思うし、オイラはその風潮にずっと文句を言ってきた。だけど、世間に名前を売って生きてる芸能人は、「自分は世間からいつボコボコにされてもおかしくない憎まれ者だ」って意識を持ってなきゃダメなんだよ。

 こんなオイラも、そういうつもりでやってきた。今だってそう思ってる。昔から知ってる信用できる店でしかメシは食わない。馴染みの店でも個室に入って、できるだけ不特定多数に会わないようにしてるんだ。浅草時代や若い頃みたいな自由はもうないんだよな。でも、そうでもしなきゃ怖くてしかたがねェぞってさ。

 そこまで徹底したって、「たけしは高い店の個室で偉そうにメシ食ってやがる」って話になることは避けられない。そういう世界だよ。食い物ですらそうなのに、「初めて会うヤレそうな女」なんてもっとヤバいに決まってる。それが人気商売ってもんだ。それくらい想像できなきゃバカだよ。

NEWSポストセブン

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