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【酒井政利 時代のサカイ目】ネット発“新時代アーティスト” 次の米津玄師は? 「ビッケブランカ」「ずっと真夜中でいいのに。」 (1/2ページ)

 新しい元号を待たずして、ミュージックシーンをにぎやかすようなアーティストが出てきた。

 ビッケブランカ。昨年話題になった新垣結衣、松田龍平主演のドラマ『獣になれない私たち』の挿入歌『まっしろ』で注目された。聴き心地のいいハイトーンなファルセットボイスと秀逸なコーラスワークで、オリジナリティーあふれる楽曲を生み出している。

 MVでロッテガーナチョコレートとコラボレーションした『Winter Beat』は昨年発売の2ndアルバム収録曲。

 彼のつづる歌詞は「過去に自分が経験した“点”のようなできごとを、脚本家の視点でより大げさに創作し、“円”にするため、最終的には自分の経験とはかけ離れていることが多い」(ビッケブランカ)そうだが、根底に流れる“人を見る目の優しさ”にリスナーはひき付けられる。

 歌詞検索で米津玄師の『Lemon』を抑えて1位になったこともうなずける。

 小学校低学年の頃、妹のために両親が購入したピアノに興味を持つ。正式に習っていないため楽譜が読めず、既存曲が弾けなかったので自分で作曲するように。好きなエルトン・ジョンやビリー・ジョエルは耳コピで覚えた。楽譜は今でも読めない。

 ポップ、ロック、ジャズなどのジャンルを超えたハイトーンボイスの“ピアノマン”が展開するカラフルな音楽から目が離せない。

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