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【高須基仁 人たらしの極意】コンビニで「販売中止」…「エロ本」は使命を終えてしまったのか (1/2ページ)

 泣きっ面に蜂とは、このことだ。コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンとローソンが8月末までに全国で成人向け雑誌の販売を原則、中止するという。合わせて、3万4000店。一部店舗で扱いを取りやめていたファミリーマートもこれに同調して、約5万店でエロ本が姿を消す!

 駅前の小さな書店が次々と姿を消す中で、エロ本に特化した出版社にとっては死刑宣告に等しい。スポーツ紙では、すでにスポーツ報知がアダルト面を廃止しているが、現在、即売版でアダルト面を掲載している新聞の中にも追随する動きがある。

 私は玩具メーカーのサラリーマン時代に、“副業”としてお茶の水の小さな出版社社長とともにビニ本を製作した経験がある。当時(70~80年代)は幹線道路沿いに自動販売機を設置して、直販のルートを作った。

 「ワケあり女性」をキャストして思い切ったエロスを表現。過激なアングルで撮影したカメラマンからは今や誰もが知る巨匠も生まれている。写真集はポリエチレン製の袋で密封され、服を着た表紙のカットからあれこれ想像をたくましくしてもらうのが狙いだった。

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