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【織田哲郎 あれからこれから】相川七瀬「恋心」はロシア民謡!? 潜在意識にこびりついて… (1/2ページ)

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 両親がクラシック好きで、家ではよくクラシックのレコードがかかっていました。兄が中学に入った頃には、ラジオでFEN(米軍放送)が流れるようになりました。そのおかげで随分早くから英米のポップスになじんでいたと思います。

 なぜか幼い頃に大好きだったのがダークダックスのロシア民謡集。その後、私は世界各地の土着音楽に興味を持ちますが、これが第一歩。相川七瀬に作った『恋心』は潜在意識にこびりついたロシア民謡の影響が大きいのではないでしょうか。

 テレビでも歌謡曲、グループサウンズ、洋楽などジャンルを問わず音楽番組を楽しみにしていました。60年代は、1年前の音楽がもう古臭くなるぐらい国内外問わずポップスの進化が目覚しい時代で、ヒットチャート番組をワクワクして見ていたものです。

 モンキーズの番組もよく見ており、初めて自分の意思で買ってもらったレコードはモンキーズの『デイドリーム・ビリーバー』でした。

 その後、親が1枚レコードを買ってくれようとした時、私がサイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』、兄がビートルズの『ヘイ・ジュード』を欲しがりましたが、結果じゃんけんで私が勝ちました。あの時、兄が勝っていたら、私の音楽人生は少し違っていたかも。

 その後『コンドルは飛んでゆく』『明日に架ける橋』とS&Gのシングルを買い、はまっていくことになるからです。

 『コンドルは飛んでゆく』の影響で、高校生の頃にはフォルクローレに深入りし、苦労してアルゼンチンのアーティストのレコードを入手していました。この嗜好はKinki Kidsに提供した『僕の背中には羽根がある』という曲で大きく実を結びました。

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