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【ぴいぷる】橋本環奈「試練や壁のある状態に身を置き、自分を鼓舞」 20歳になってうれしかったことは… (2/2ページ)

 芝居の世界に入りたいと思ったのは、11歳のときに是枝裕和監督の「奇跡」に出演したのがきっかけだという。

 「是枝監督の作品は、子役は台本をもらわずに、『やりたいように演じて』という感じだったのですが、すごく楽しかったんです。素晴らしい大人の俳優さんたちと共演して、かっこいいと思いましたし、監督に『きっといい女優さんになって、また会うと思う』と言っていただいて、うれしかったです」

 当時、監督から大事なアドバイスをもらった。

 「『本をたくさん読むといいよ』って。それから本を好きになって、ノンジャンルで読むようになりました。フィクション、ノンフィクション、詩集も読みます。本から学ぶことは多いです。今はお芝居やこうした取材など、いろいろな場に立たせていただいていますが、アウトプットするばかりになってしまうので、インプットもしておきたいんです」

 だからこそ、若いにも関わらず、ここまでしっかり話せるのだろう。

 今年2月に20歳になった。大人ならではのいいことがあったという。

 「この間、撮影が終わって打ち上げをしたときに、照明さん、カメラマンさんなど、スタッフの方々と初めてお酒を酌み交わすという経験をしました。本当に『おつかれさまでした!』という感じがしました」

 9歳から芸能界入りをした彼女だが、今の自分は「現場が育ててくれた」と思っている。

 「これからもこの環境にいることができるように、常に試練や壁のある状態に身を置き、自分を鼓舞していきたい。さまざまなことを経験させてくれる環境があって、ありがたいです」

 彼女のこういった心意気が、次々とチャンスをものにするのだろう。(ペン・加藤弓子 カメラ・酒巻俊介)

 ■橋本環奈(はしもと・かんな) 女優。1999年2月3日生まれ、20歳。福岡県出身。小学3年生から芸能活動を開始。2016年公開の「セーラー服と機関銃-卒業-」(前田弘二監督)で初主演を務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」(河合勇人監督)は9月6日に公開予定。

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