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【ぴいぷる】小沢仁志 顔面凶器のニクい奴! 組長役獲るため1カ月で35キロ太った伝説 (2/2ページ)

 「最初は(モデルとなった)組長の親族に『そんな線の細いヤツに俺の兄貴(の演技)ができるわけがないやろ』と言われたが、俺もカチンときて『役者ナメないでくださいよ!』とたんか切って朝からビールとカツ丼。1日5食で体重を増やした。後で太った俺を見て納得してくれた。俺、勝ったなと(笑)」

 任侠・ヤクザモノがここ数年、動画配信やレンタルDVDで爆発的な人気を得ている。「大人のエンタメ」に飢えた20~30代から支持されているのだ。

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 特に『日本統一』シリーズ(販売・オールインエンタテインメント)は大ヒット中で、本宮泰風と山口祥行演じる2人の不良がヤクザ界の頂点を目指す成り上がりの物語。小沢は2人の親分役で、時にコミカルな演技で後輩をもり立てる。

 「昔はVシネマのイメージは正直、悪かった。でも、20年経ってイメージが変わってきた。俺らの役者仲間で酒飲んで暴れるヤツなんていない。みんなクリーンだよ」

 いまやNHKや民放キー局のトーク、バラエティー番組にも引っ張りだこ。

 「お笑いはもちろん得意じゃないけど、出演することで映像が流れる。アピールになる。すべてはVシネマの火を消さないためさ」

 実生活でも期待を裏切らない。

 「ゲイバーで有名な新宿2丁目によく行く。安心して飲める店が多いね。銀座のホステスさんが避暑地みたいに通ってて、銀座じゃ落とせないステキな女性を2丁目で口説いてるよ」

 酒と女を愛する“昭和型”。貫くそのスタイルは、尊敬する松方弘樹から「おまえは最後の破滅型だな」と言われたほどだ。

 「不良役から始まり、更生しないままヤクザになって、サラリーマンもやってみたけど、やっぱりヤクザに戻って、海外に行けばギャングになる…。それが俺の役者キャリア」と笑い、こう締めくくった。

 「俺の中では演技がどうとか、役者がどうとか、もうそんなのは関係ない。自分の生き様でメシを食っている」

(ペン/山本雄史 カメラ/寺河内美奈)

 ■小沢仁志(おざわ・ひとし) 俳優。1962年6月19日生まれ、56歳。東京都出身。TVドラマ『スクール☆ウォーズ』(84年)で本格デビュー。『ザ・ワイルドビート』(94年)でアクション俳優の才能を発揮。2000年代に入ると白竜、竹内力、哀川翔とともに「Vシネマ四天王」と呼ばれ、現在の称号は「帝王」。『CONFLICT』など主演作は300作品を超える。最新作は『日本極道戦争』(販売・オールインエンタテインメント)。映画監督、プロデューサーとしても活躍中。

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