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【ぴいぷる】小手伸也、圧巻演技は“ホンモノ” 腕利き詐欺役「人をだますシーンこそ全力で」 40代でブレーク!忙しすぎてバイトをクビに… (3/3ページ)

 世の多くの劇団員が食べていけずに夢を諦める中、ずっと続けてきたのはなぜだろうか。

 「演劇が好きである以外のなにものでもないです。作家、演出家としても活動してきたので、たとえ自分が出ていなくても、演劇の作品を作り出したいんです。そこには、自分の作品を好きだと言ってくれる人がいるから、というのも大きいです」

 俳優の仕事では、「自分の名前を知られるよりも、演じた役の名前で覚えられるほうがうれしい」という。それは「その作品に必要なパーツでありたい」という気持ちからだ。

 実はブレーク前から、NHK大河ドラマ「真田丸」など、数々のドラマで印象的な芝居をしては、ひそかに話題になっていた。“シンデレラ”というよりは着実に階段を上ってきた人なのだ。

 「今までの僕の活動を知っている方々は、今、忙しくしていることに対して、『ようやくか』と喜んでくださっています。そういう人たちが応援してくださる限り、頑張りたいです」

 人の期待に応えることでより輝くタイプなのだ。

 ■17日公開「コンフィデンスマンJP」で腕利き詐欺師役

 ■小手伸也(こて・しんや) 俳優、作家、演出家。劇団innerchildを主宰。1973年12月25日生まれ、45歳。神奈川県出身。2009年に映画『不灯港』(内藤隆嗣監督)に主演。17年に特撮ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)で天ヶ崎恋役を、18年に織田裕二主演の月9ドラマ『SUITS/スーツ』で弁護士・蟹江貢役を演じた。17日まで『コンフィデンスマンJP』の深夜スピンオフドラマ『コンフィデンスマンIG』に主演している。(ペン・加藤弓子 カメラ・萩原悠久人)

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