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【アジア映画の風 脱ハリウッドへの挑戦】製作費80億円! ド派手カーアクションが見もの 中国「ペガサス/飛馳人生」 (1/2ページ)

★(1)中国「ペガサス/飛馳人生」

 「ハリウッド映画しか見ない」。こんな“食わず嫌い”の映画ファンは少なくないかも。だが近年、ハリウッドを脅かすアジアの力作が続々と生まれている。東洋独自の文化や風土の魅力を武器に、従来の地味なイメージを覆す…。そんな次世代を担うお勧めのアジアの新作を紹介しよう。1作目は春節の中国で話題をさらい、日本で公開中の中国大作「ペガサス/飛馳人生」だ。

 「正直、ハリウッドを超えたと思う。なぜかって? カーアクションはハリウッド級の大迫力。そこに東洋思想の死生観や家族愛などを描いているのだから面白くないわけがないでしょう」と、主演のシェン・トンは自信満々に語った。

 この言葉通り期待を裏切らない。製作費80億円をかけ大規模な空撮やロケを敢行した中国初の本格カーアクションは見応え十分。監督は元カーレーサーという異色の経歴を持つハン・ハン。世界で最も過酷といわれる中国西端の山岳コース「バインブルク」でのラリーシーンは圧巻で、ハリウッドアクションを凌駕する驚愕映像の連続だ。

 物語は、シェン演じるラリーの元チャンピオンが息子のために5年のブランク後、再びラリー界の頂点を目指す感動巨編。

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