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【シネマパラダイス】麻薬で息子を失った父親の痛快報復劇 「スノー・ロワイヤル」

 ノルウェー出身のハンス・ペテル・モランド監督が自身の「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」を自らハリウッドリメークした復讐劇。アクション俳優のイメージも定着した、演技派リーアム・ニーソン主演。7日公開。1時間59分。

 雪の町キーホー。模範市民賞を受賞した除雪作業員ネルズ(ニーソン)は、麻薬の過剰摂取で息子を失う。だが息子を信じる彼は偽装殺人を疑い、地元の麻薬組織の関与を突き止め、下っ端から1人1人殺していく。敵対組織の仕業と勘違いした彼らは、敵を襲撃。報復合戦が始まる-。

 【ホンネ】怒れる父親が黙々と仕事をこなしていくがごとく、除雪作業で培った知識や技術を駆使し、抹殺していく様に度肝を抜かれつつ、何とも痛快。勘違いが勘違いを生むオフビートな笑い、雪山、先住民族などが絡みつき、漂う空気も独特の味わい深さ。(映画評論家・折田千鶴子)★★★★

 ★5つで満点

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