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【シネマパラダイス】カラフルでポジティブな世界観が楽しい「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」

 人気小説『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』を『人生、ブラボー!』のケン・スコット監督が映画化。インドのスラム街育ちの青年が、ひょんなことから世界をめぐることになる、おかしな冒険と騒動を描く。7日公開。1時間36分。

 母を亡くした大道芸人のアジャ(ダヌーシュ)は1枚の偽札を手に憧れのパリへ。そこで恋に落ちるが、一夜の宿のつもりで大手家具店のクローゼットに隠れると、そのままロンドンへ運ばれてしまう。そこでも予期せぬ出来事に巻き込まれ、世界をめぐることになる。

 【ホンネ】あれよあれよと転げていく展開に現実味は乏しいが、カラフルでポジティブな世界観は単純に楽しい! 恋や父親捜し、お金の価値など要素てんこ盛り。さらも移民問題も差し込むなど、かなり意欲的でハッピーなファンタジー。(映画評論家・折田千鶴子)★★★

 ★5つで満点

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