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【桂春蝶の蝶々発止。】「闇営業」という言い方はやめて! 「個人的な関係者の依頼」や「理念の一致」で受ける仕事もある (1/2ページ)

 反社会勢力との交際疑惑で、吉本興業をクビになったカラテカ入江さんの報道で、「闇営業」という言葉を多く見かけるようになりました。

 私は「闇営業」という言い方をやめてほしいと思っています。

 何だか、闇の深いダークサイドな仕事とか思われそうです。「反社会勢力」と「闇営業」という言葉をセットに報道されたので、ヤバいところから斡旋(あっせん)される仕事を「闇営業」と勘違いされる方もいらっしゃるようで…(苦笑)。

 通称「闇営業」とは、所属事務所を通さない仕事のことです。われわれは事務所では「商品」ですが、血の通った人間です。旧友や恩人、家族など、さまざまな関係の中で依頼される仕事もあります。自分は大切だと思う仕事でも、事務所がまったく理解を示してくれないこともあります。

 私たちが受ける仕事は、大体、次の3つに分類されると思います。

 (1)所属事務所の仕事。

 (2)個人的な関係者からの依頼。

 (3)理念が一致した場合。

 この中で、(2)と(3)は闇営業と言われます。

 (2)の例としては、私の恩人の息子が結婚する。お祝いに落語をやってほしい。遠方なので、向こうは謝礼を出してくださるに違いない。でも、そんな確認はとらない。それを、いきなり「事務所を通してください」となんて言えないですよね。途端に話し合いがドライになり、関係が悪くなるからです。

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