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ピエール瀧被告に懲役1年6月・執行猶予3年の判決 裁判官が説諭「人生をどうしたいのか」 (1/2ページ)

 コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の罪に問われたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)被告(52)に、東京地裁は18日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 判決で小野裕信裁判官は「ミュージシャン中心の活動から映画やドラマなどにも活動の幅を広げたため私生活が圧迫され、ストレスを解消するために映画を見たり音楽を聴いたりしながら1人で使用していた」と指摘。「違法薬物に対する親和性が表れた常習的な犯行で、安易に違法薬物に頼ったとの法的非難は免れず、同情の余地はない」と認定した。

 一方、主治医の指導に従って再犯防止のプログラムを受けていることや所属事務所を解雇されたことで不利益を負うことなどを考慮し、執行猶予が相当と判断した。

 ダークスーツ姿の瀧被告は、裁判官が判決を読み上げる間、時折小さくうなずいた。

 判決言い渡し後に小野裁判官は、瀧被告に「人生」と文字が書かれた写真を見せて、「人生をどうしたいのか、人生の持つ意味は何なのか」などと語りかけた。さらには「芸能界に復帰できるかどうか分からないが『薬物を使っていなくても良いパフォーマンスだな』と社会に思われることを切に願う」と5分以上にわたって説諭すると、瀧被告は深く頭を下げた。

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