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私だけの“吹き語り” 女性ジャズ・トランペッター市原ひかり、ボーカルとの二刀流に初挑戦! (1/2ページ)

 女性ジャズ・トランぺッター、市原ひかりがジャズ・シンガーとしてもクールな魅力をはなつ新作『シングス&プレイズ』(ポニーキャニオン)をリリースした。27日には、横浜「モーション・ブルー・ヨコハマ」で新作記念ライブを開く。

 2005年、22歳でアルバム『一番の幸せ』でデビューして以来、ジャズ界では稀有な「女性トランぺッター」として活動。これまでに8枚のアルバムをリリースしてきたが、9枚目で初めて歌とトランペットの“二刀流”に挑戦した。

 お気に入りのジャズのスタンダードなど全10曲で、オープニングは『マイ・ファニー・バレンタイン』。「かっこよくないけれどそのままでいいの、私だけのバレンタイン」と一風変わった恋心をつづった曲は、往年のトランぺッターでありシンガーでもあるチェット・ベイカーもカバーした哀感漂う名曲。

 少し鼻にかかったキュートな声で、ときに高音ではハスキーに色っぽく響かせる。もちろん吹いているときは歌えないが、弾き語りに似て、彼女の持ち味のクールな音色に声が調和し“吹き語り”の妙となっている。

 これまでもライブで歌うこともあったが、本格的に取り組んだのは3年半ほど前のこと。「ライブのあと、日野皓正さんと一緒にスナックに行って歌ってみせたところ『お前、歌、いいじゃねえか』って言われたのがきっかけです」と笑う。

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