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【ぴいぷる】中村雅俊「目の前のことを一つずつ」 デビューから毎年ライブツアー開催も…いくつになっても「まだ途中」 (1/2ページ)

 あら、そうなの、夕刊フジって50周年なんだ。1969年か、俺は学生だったけど、いろいろあった年だよねえ。アポロとかウッドストックとか安田講堂とかさ」

 懐かしそうに語る本人も今年で俳優としても、歌手としてもデビュー45周年を迎えた。

 「夕刊フジより後輩だねえ。でも本当のところ実感がないんだよ。別にゴールでもないし、実際まだまだ元気だから、気持ちがね。そう、まだまだ現役、働き盛りって気持ちなんですよ」

 今でも『われら青春』や『俺たちの旅』『ゆうひが丘の総理大臣』といったドラマがたびたびテレビで放送される。

 「たまに見ると、笑っちゃうのよ。すごいバカやってるから。今は別人のような気持ちで見てますよ。70年代ってはしゃいでる役が多いの。でも見ていると、俺ってスケベな役も合うな~って思うよね」と照れ笑い。

 そんな“ソーリ”も、気がつけば68歳。昨年のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』ではヒロインの祖父・仙吉役を演じた。“カースケ”もついにおじいちゃんかと思ったが、本人も「最初オファー受けたときはお父さん役だと思ったもの」と驚いたそう。

 だが、この“仙吉さん”がカッコいいのなんのって。ギターをポロンとつまびくおじいちゃんなんて、そうそういないでしょう。

 「実はね、あのギターは自前なの。マーチン。でも、マーチンのロゴはテープで隠して見えなくしているんだよ。NHKだからね」

 ところが、見る人が見たら分かったらしく、「サザンオールスターズでギターを弾いてる、まこっちゃん(斎藤誠)が見ていて『雅俊さん、あれ、マーチンですよね』って言われたんだよ」とちょっとうれしそう。

 『ふれあい』で歌手デビューしたのは45年前の7月1日。その記念日である7月1日、全55枚を収めた4枚組ベストアルバム『~yes! on the way~』をリリース。作家陣には吉田拓郎、小椋佳、桑田佳祐、呉田軽穂(松任谷由実)といったそうそうたる名前が並ぶ。

 「幸せ者ですよね。有名アーティストの方々が曲を書いてくれたけど、自分が歌うと、全部“中村雅俊”になっちゃうのよ。そんな中、厳しかったのは小田和正さん」

 小田が手がけた『小さな祈り』(1998年)のレコーディング前、何と3時間もマンツーマンで特訓を受けたという。

 「俺って何となくワァーってだらしなく伸ばしちゃうところがあるんだけど、小田さんに厳しくダメ出しされたよ。体育会のような特訓。小田さんって女性を一番口説きやすい声なのに、性格は大工の棟梁だもん」

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