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【酒井千佳の気分は明朗快晴】“うつわ”ブームで実感した「物」の扱い方 (1/2ページ)

 数年前から“うつわ”ブームが続いています。若い女性の間で食卓のうつわにこだわり、作家もののうつわを使う方が増えました。人気の作家さんの個展ではオープン前から整理券を求めて行列ができ、すぐに売り切れてしまうほど。数年待ちのうつわもあると聞きました。

 陶器市など、全国各地で行われているうつわのイベントの入場者も増えています。2年前、栃木県益子町の陶器市に行ったのですが、東京からの直通バスに乗るには数時間前に並ばなければならず、会場もたくさんの方でにぎわっていました。

 このうつわブーム、おそらくインスタグラムなどのSNSがきっかけだと思われます。料理好きのタレントさんが作家もののうつわを使っていたり、料理好きな方がうつわの作家さんの名前を投稿していたり、そういったところからうつわが注目されたのでしょう。

 確かに同じ料理でも入れるうつわが違うとまったく異なって見えるもので、うつわ一つでSNS映えします。私は陶芸をやっているので、家には100を超える自作の陶器があります。作家ものとはクオリティーがまったく違うものの、それでも既製品のお皿とは味わいが違って食卓を華やかにしてくれます。

 持ったときの手作りのあたたかさはハンドメードの陶器ならでは。手に持って食べる和食器は、使うときの相性も大事だなぁと感じます。

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