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吉本興業“株主包囲網”で窮地へ 日本テレビが第三者委設置を要求

 一向に収まる気配のない騒動についに株主が動き出した。闇営業問題に端を発する吉本興業の内紛騒動をめぐり、日本テレビの小杉善信社長(65)が29日の定例会見で、吉本に対して第三者委員会の調査実施などの申し入れをしたことを明らかにしたのだ。吉本は窮地に立たされるかもしれない。

 日テレの申し入れは、「第三者委員会を設置しての早急な事実確認」「反社会的勢力との関係を遮断する具体的な施策の公表」「企業のガバナンスを徹底する方策の開示」の3点。申し入れ書を送った理由について、小杉社長は「しっかり文書で回答してほしいという思いから」と述べた。

 今回の内紛劇では、極楽とんぼの加藤浩次(50)がMCを務める『スッキリ』(日テレ系)で「役員が辞めなければ、僕が辞める」と岡本昭彦社長(52)ら経営陣の退陣を迫るなど所属芸人が反発していた。しかし、いくら芸人が声を上げても株主が動かない限り、意味がないとの指摘も多かった。

 現在吉本興業ホールディングスの株主には在京5社、在阪5社のテレビ局が名前を連ねる。今回株主である日テレの厳しい姿勢に他局も足並みをそろえることになれば、さすがの吉本ものらりくらりではかわせないだろう。

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