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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】恐れ入った…劇団ひとりの“演出力”と間宮祥太朗の“演技力”! 「べしゃり暮らし」

 いま再放送を見てみたいのが、11年前の土曜夜8時台にTBSで放送された高校野球ドラマ『ROOKIES』。森田まさのりの『週刊少年ジャンプ』連載漫画が原作だった。

 野球になぞらえれば「先発全員安打」。ナインにふんした文字通りのルーキーたちは、このドラマをきっかけに全員、大ブレーク。当時、ほぼ無名に近かった桐谷健太も佐藤健もあっという間にスターとなった。まさに“伝説のドラマ”。

 さて、テレビ朝日系で放送中の土曜ナイトドラマ『べしゃり暮らし』も、森田が同誌などに連載した漫画が原作だ。「学園の爆笑王」の高校生(間宮祥太朗)が、転校生の元プロの芸人(渡辺大知)と漫才コンビを組み、お笑いの世界に入る話。

 間宮、渡辺、さらに矢本悠馬、お笑いコンビ「まえだまえだ」の前田航基、「トクサツガガガ」に主演した小芝風花ら、高校生役はすでにルーキーではない。実力派の部類だ。その脇を、間宮の父の寺島進、姉の徳永えり、校長の田山涼成、お笑いコンビの駿河太郎と尾上寛之に加えて、波岡一喜、浅香航大ら、深夜ドラマとは思えない顔ぶれががっちり固めている。

 そして、この面々を演出しているのが、太田プロダクション所属の劇団ひとり。同世代のバカリズムが深夜ドラマの脚本で活躍し、こうしてはおれないということもあるのだろう。

 森田はダウンタウンの松本人志の大ファンを公言。連載前には吉本興業のNSCに入り、お笑い界を取材している。

 ともあれ、本作はまずもって「漫才」シーンがすばらしい。学園祭でネタをパクられて万事休すとなった間宮が、渡辺と急きょ、アドリブだけの漫才で爆笑をさらう。劇団ひとりの演出力と間宮の演技力。恐れ入った。間宮は漫才でも十分に食っていけんじゃね?(新橋のネクタイ巻き)

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