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【ぴいぷる】榊原大「30年にこだわらず…自然体の自分を」 G-CLEFデビューから30年の境地…アルバム『Natural』リリース (3/3ページ)

 「僕らのなかでは、例えが良すぎるけど、僕らがストーンズで、向こうはビートルズだって。向こうは地方出身だけどスタイリッシュで、資生堂のCMソングもやったりして。こっちはみんなお坊ちゃんだけどステージ上ではヤンチャなことをやってさ」

 葉加瀬とは今もコラボをする仲だが、学生時代からの付き合いだ。

 「あいつは1カ月6000円、四畳半一間の学生寮に住んでてさ、みんな、そこにたむろっていたね。そして今以上に、あり得ないぐらい音楽の話ばかりしていた。当時は『町人』っていう安い居酒屋があって、芸大生が入り浸っていたの。で、そこで酒を飲みながら、モーツァルトから演奏のあり方まで熱く語っていたなあ。あのころってカネもなかったのに、なんであんなに楽しかったんだろう」

 これまでも“ナチュラル”であり続けた。そして、これからもそうあり続ける。

(ペン・福田哲士/カメラ・三尾郁恵)

 ■榊原大(さかきばら・だい) ピアニスト、作編曲家。1967年7月16日生まれ、52歳。千葉市出身。東京藝術大音楽科を卒業。大学在学中にG-CLEFを結成し、1989年にメジャーデビュー。90年、インストバンドとしては初めてNHK紅白歌合戦に出場した。

 95年に解散後、ミュージシャンのサポートなどをしながら、2001年にソロに転向。NHK連続テレビ小説『ファイト』の音楽を担当してきた。

 デビュー30周年を記念するライブツアーがスタートしたばかり。11月9日に大阪・Music Club JANUSで、11月16日には東京・日本橋三井ホールでライブを行う。

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