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田代まさし容疑者、覚醒剤否認も…依存者が陥る“妄想を盲信” 「他人から見て嘘でも本人には真実」

 覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された元タレントの田代まさし容疑者(63)。「覚醒剤は自分のものではない」と容疑を否認しているというが、これが単なる否認ではない可能性すらあるのだ。薬物依存者が陥りがちな恐怖の事実とは…。

 「覚醒剤の再犯率は50代以上になると80%を超えます。体力が衰えたので、元気になりたいという安易な思考につながりやすいようです。しかし、再犯者は罪悪感、バレないようにしたい、刑務所には戻りたくない意識から嘘をつくことが多い」と捜査関係者。

 しかし、これが嘘ではなく妄想を盲信している説もあるのだ。

 「一般の人は嘘をついていると思うかもしれませんが、覚醒剤依存者は妄想と現実の区別がつかなくなっており、自分のものではないと本当に思い込んでいるケースが少なくないのです。これも覚醒剤の怖いところです」と先の捜査関係者は明かす。どういうことか。

 「他人から見て嘘でも本人には真実。覚醒剤の破壊力で事実の認識にまで支障をきたしているのです。『誰かがカバンに入れた』『誰かがポケットに入れた』などが常套文句。家宅捜査で容疑者の自宅に入っても、『あっ、それは僕のモノではありません!』と容疑者が必死に主張すると、そこに覚醒剤が隠してあったという事例は多々あります。そのときの反応は『ハメられた! 陰謀だ!』という被害妄想に陥るのです」と続ける。

 尿などから陽性反応が出れば使用容疑にもなるが、その場合にも典型例があるようだ。

 「『知人から渡されたお茶に覚醒剤が入っていたに違いない』という発言は、覚醒剤使用で起訴された被告の証言としてよく出てきます」とは週刊誌記者の弁。

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