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【高須基一朗の“瞬刊”芸能】沢尻エリカ、再起をかけ“体当たり”で女優演じろ! 「ぶっ飛んだ悪女」「闇深きアバズレ」役に味と深み (1/2ページ)

 女優とは成り上がるためなら、どんな手段でもライバルたちを蹴落す頑固な女たちであると私は思っている。沢尻エリカ(33)=麻薬取締法違反の罪で1月31日初公判=もそうした覚悟をもっているのだろう。

 そう感じた理由の一つが、沢尻の元夫であった高城剛氏がかつて週刊文春の直撃取材に応じた告発記事だ。内容が事実なら、沢尻は高城氏との結婚前後から薬物依存症であるという弱みを握られた上で、芸能界から逃れられない鎖につながれていたことになる。高城氏との離婚の裏には、スキャンダルの隠蔽があったことを示唆している。

 彼女はプライベートでの幸せを犠牲にしてなお、女優道を貫いたのだろうか。薬物依存は、彼女の意志の弱さに起因しているのだから、どんな釈明があろうとも彼女が悪いが、一方で演技では、凄まじい女優魂を見せてきた。

 思い返せば、2005年の主演ドラマ「1リットルの涙」で彼女の名を知った。ケガレを知らぬ透明感ある目ヂカラを持った女優だった。

 沢尻が演じたのは、難病の脊髄小脳変性症を患い10代にして命を亡くす実在の女の子。当時、この役どころの難病と同じ病気で苦しんでいる家族が私自身の身近にいて、介護の立場で向き合う中で、ドラマから多く学んだ。難しい役どころを体当たりで演じた沢尻に対して心底に共感し、一目置く存在になった。

 同じ病気で苦しみ、生きるために必死で生活する人たちは、ドラマを通じて多くの勇気をもらったに違いない。

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